2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧
7月19日のその夜,メイン州西部の全域がかつてない激しい嵐に見舞われた後,濃霧が町を覆いつくします。 誰も経験したことがない忌まわしい濃霧。 霧の中から,何か得体の知れないものが,人々を狩りはじめます…。 スティーヴン・キング。 いわずと知れた…
ボタンを押すと,本物と変わらぬコピーを生み出す物質再製機が発明されたら,世の中はどう変わるでしょうか。 「物」の価値観念がすっかり変わってしまうでありましょう。 これまでは,「物」を支配することのできる金なり,地位なりに,世の人々は,権威を…
枯渇し疲弊した母星ドールシャから,希望を載せて惑星タリーシュへと向かう宇宙船。だが,着陸を目前にして,隕石の衝突により,宇宙船は大爆発を起こしてしまう。かろうじて,小艇で脱出した,カルヴァー・ダード大佐をはじめとする男2人女6人のグループ…
西暦1430年,ローマ教皇セプトゥス14世は,原罪を説くスザンナ福音書にある一節,「人間の血液には,無数の蛇が存在」することを否定する学者に対する査問を行っていました。 この学者の名は,アントン・レーウェンフーク。 顕微鏡で繰り返し観察した…
「6月15日の朝,ガイ・バークハートは悲鳴をあげて夢から醒めた。」 すさまじい振動,焼けつくような熱波…これほど現実感のある夢は,今まで見たことがありませんでした。夢? タイラートンの街はいつもと変わりません。が,何かが違います。 バークハー…
砂に侵食されつつある,閉鎖されて久しいケープ・ケネディ基地。 基地の上空,宇宙飛行士のカプセルが衛星のごとく地球を周回している。 事故により帰還できなくなった宇宙飛行士は,かつての宇宙開発時代の名残をとどめている遺物のような存在なのだ。 ○
水虫,禿,そして風邪を治すことができれば,ノーベル医学賞ものと聞いたことがあるが,このお話は,風邪の特効薬によって発見された人類進化の秘密(そんな大層なものではないのだが)をユーモラスに描く。
惑星シレーヌの住民は,誰も決して素顔を見せず,いかなるときも仮面を着用し,極めて複雑な音楽的言語を操る。自尊心が強く,誇りを傷つけるものには,決闘もいとわない。
バーナム博物館には,いくつ部屋があるのか,考えれば考えるほどわからなくなってきます。 迷宮のごとく,全容の判然としない摩訶不思議な空間。 人魚の池,空飛ぶ絨緞,透明人間の森…夢・物語の世界がここにはあります。 学術的価値のあるものの展示という…
死んだらそれっきりという世界は,かつてのこととなっていた。
おとといは兎を見たわ,きのうは鹿,きょうはあなた。
日付:1987年6月5日 宛先:USSR火星基地司令官 発信:USSR冥王星探検隊隊長コード:TSペリシュカ C 用件:気の狂ったアメリカ人飛行士に関して
SF短編100本目は,私の大好きな「ラッキー・ストライク」。筋を全部書いてしまっているので,ご注意のほどを。
ミクロサイズの宇宙というのは,SFお馴染みの話であるが,ハミルトンの「フェッセンデンの宇宙」,ディックの「世界をわが手に」,そして,この「極小宇宙の神」が有名どころ。
人間はあっさりとは死ねない。死ぬのも規則ずくめだ。おれが九人の仲間と軍の結核病棟にいるのもそんなわけ。死ぬための基本訓練をうけてる初年兵ってところさ。